Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド)は、1970年代ロンドンのパンクシーンを牽引した創始者の精神を受け継ぎ、王室の宝珠オーブに土星の輪を重ねたロゴで「伝統と革命の共存」を示します。この象徴はピアスにも落とし込まれ、身につけるだけでブランドのストーリーを語れる点が大きな魅力です。ジュエリーラインは1990年代から継続的に発表されており、シンボリックながらもタイムレスという稀有な立ち位置を確立しています。
人気の背景には、反骨的なデザインに宿る上品さ、そして真鍮や合金にロジウム・ゴールドメッキを施す堅牢な作りが挙げられます。クリスタルやパールの輝きは顔まわりを明るく映し、オンライン会議やフォーマルシーンでも印象的。さらにブランドは近年、リサイクルメタルの採用を進めるなど、サステナビリティを意識したものづくりにも注力しており、意識の高い現代女性から支持を集めています。
レディース向けピアスの主要モデルとしてまず挙げられるのが「MINI BAS RELIEF(ミニ バス レリーフ)」。オーブを最もアイコニックに楽しめるミニサイズで、カラーバリエーションとストーンの配置違いも豊富です。次に「NANO SOLITAIRE(ナノ ソリテール)」は中央に一粒石を抱き込むようにオーブを配し、控えめながらもきらりと光るエレガンスを演出。さらに「MAYFAIR BAS RELIEF(メイフェア バス レリーフ)」はスタッズとラインストーンが交錯する立体的なフレームで、パンクのエッセンスを感じる華やぎを生みます。いずれも定番ラインとなっており、カラーやメタル仕上げの違いで個性を選べるのが嬉しいポイントです。
ヴィヴィアンのピアスは、伝統と革命が交差するオーブを耳元に掲げ、反骨心とエレガンスを同時に纏う稀有な存在です。確かなクラフトマンシップに支えられたタイムレスなデザインは、歳月を超えて愛用者の価値観を映し出し、日常のささやかな瞬間にも自分らしい輝きをそっと添えてくれるでしょう。