クラシカルとカジュアルを共存させたライン『adidas SPEZIAL(アディダス スペツィアル)』。その中でもひと際人気を集めているのが、ハンドボール スペツィアルです。1970年代にハンドボールの競技用シューズとしてリリースされたモデルの復刻版で、上品なスエード素材やガムソール、ゴールドの「SPEZIAL」の文字等が特徴的な1足。ここ最近ではサンバを凌ぐ勢いが人気が急上昇しており、現在どのカラーも国内では入手困難になるほど注目を集めています。
スペツィアルに興味を持ち始めた方の中には、同じくアディダスのローテクモデル「サンバ」とのデザインの違いが気になっている方も多いのではないでしょうか。どちらもホワイトのスリーストライプスの横にゴールドでモデル名があしらわれているため混同しがちですが、スペツィアルはアッパー全体にスエード素材が使われている(画像左上)のに対し、サンバはスムースレザーがメインでつま先にのみスエード素材が使われている(画像右上)という違いがあります。またスペツィアルはシュータンラベルが刺繍で配されている(画像左下)のに対し、サンバはプリントでが表現されている(画像右下)ところも見分けるポイントです。
両モデルともアディダスを代表する名作で、様々なカラーのアイテムやアッパーをアレンジした派生アイテムも多数ラインアップしているので、ぜひお好みの1足を探してみてください。
私はアディダスだとスタンスミスとスーパースター、サンバの25.5cmを所持していますが、ハンドボール スペツィアルは同じ25.5cm(US7.5/UK7)でも、他のモデルに比べて縦幅が少し長く感じました。ただハンドボール スペツィアルも他のアディダスのローテクスニーカーと同じく、比較的横幅が狭く、甲も低い作りになっているため、縦幅に合わせて選ぶと横幅や甲が窮屈になりそうな印象です。そのため、幅広めまたは甲高めの方は、長さに少しゆとりが出てしまいますが、ハーフサイズアップでの購入をおすすめします。
履き心地としては、飴色のソール・スウェード素材のアッパー共に柔らかいため最初から快適でした。またボリューム感を抑えたシルエットになっているため、足元をすっきりとした印象に仕上げたい方には特におすすめです。