adidas(アディダス)は、スポーツの機能性とストリートの感性を融合したデザインで知られます。3本線やトレフォイルロゴに象徴されるミニマルなアイコン性は、コーディネートを選ばず洗練された足元を演出。軽量かつ丈夫な素材使い、履き心地を追求したインソール設計など、日常からアクティブシーンまで快適に寄り添う点が幅広い世代の女性に支持される理由です。
まず象徴的なのが「STAN SMITH(スタンスミス)」。もとは1970年代のテニスシューズで、クリーンなホワイトレザーと通気性を高める3列のパーフォレーションが特徴。余計な装飾を排したミニマルさが、フェミニンからマニッシュまで幅広い装いにフィットします。
クラシックながら今季トレンドの筆頭が「SAMBA(サンバ)」。1950年代に室内フットボール用として誕生したモデルをルーツに、ガムラバーアウトソールとスエードT字トウがレトロな味わい。シャープなシルエットがボリュームあるボトムとも好相性で、幅広いスタイリングを叶えます。
スエードアッパーの質感が魅力の「GAZELLE(ガゼル)」は、1960年代のトレーニングシューズが源流。現在は厚底仕様の「BOLD」など派生モデルも充実し、柔らかな発色のパステルカラーやモノトーンなどバリエーションの豊富さも人気の一因です。
バスケットボールシューズとして1970年に登場した「SUPERSTAR(スーパースター)」は、ラバー製シェルトウを備えた耐久性が特徴。足元に程よいボリュームを与えつつ、オールレザーの上品さでカジュアルを格上げする存在感があります。コラボレーションや限定カラーも多く、コレクタブルな楽しみも。
ヒップホップカルチャーやスケートシーンとも結び付く「CAMPUS(キャンパス)」は、太めの3ストライプとオーバーサイズのヒールパッチがアイコニック。しなやかなスエードとフラットなアウトソールがリラックスしたムードを演出し、デニムはもちろんワンピースの外しとしても活躍します。
これら女性向けの主要モデルはいずれもサイズ展開やカラーバリエーションが充実している点も魅力。adidasの確かな技術と時代性を反映したデザインは、日常を軽やかに彩るパートナーとして長く愛用できるでしょう。