日本未発売!Vilhelm Parfumerie Darling Nikki 50ml (56272985)
以前シュプールでも取り上げられたヴィルヘルムパヒューマリー。こちらのハウスは高級で爽やか、スタイリッシュな香りを作る新鋭のニッチフレグランスのブランドとなります。またニッチフレグランスだけあり、扱っているお店もとても限られており、入手のしにくさもフレグランス愛好家を逆に惹きつけているブランドとなっております。
創業者ジャン・オーグレンはスエーデン出身。香水が好きで薬局でオリジナルの香水を作ってもらっていたお洒落な祖父の影響もあり、自らのフレグランスメゾンを立ち上げました。こちらのメゾンの香りはジャン・オーグレンの祖父との思い出、自分が旅行した特別の場所、そういった彼にとっては特別な物や場所をインスピレーションにして香りを作り出しております。
ご紹介する香りですが、ちょっとレアなDarling Nikkiになります。こちらの香りに宿るストーリーですが、舞台は80年代のモスクワ。秘密に行われる煌びやかで怪しいパーティーをテーマにした香りです。そのパーティーに入るためには匿名で入らなければいけなく、ドアをノックする際も特別に入手したコード通りにノックしないとダメだとか。そしてドアの向こうからはビートが聞こえてきます。こちらの香りには、もう1つのテーマがありまして「ビートに自分を委ねる」ことがポイントみたいなのですが、これはこちらの香りが複雑で特別な香りであることを物語っています。
肝心の香りの構成ですが、レザーノートとなっておりまして
トップノート:シチリア産タンジェリンオレンジ、ブラックペッパー、カシス
ミドルノート:キャロットシーズ、サフラン、ブラックロータス
ベースノート:レザー、ウッドスモーク、トンカビーンズ
となっております。こちらの香りはちょっと重い香りかもしれませんが、それでもテーマも香りも特別感を感じる作品となっておりまして、ニッチな香りを求めている方には魅力的に映る香りかと思っております。
いつも同じような香りばかりを買って後悔してしまっている方、香りからパワーをもらいたい方、香りで自分をバッチリ決めたい方にはこちらのDarling Nikkiはいかがでしょうか?
ヴィルヘルムパヒューマリーはまだ日本未発売ですが、将来必ず日本にもきそうなネクストヒットのフレグランスメゾンだと思っております。そんな特別な作品を早めに先取りしてみてください。
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