Saint Laurent(サンローラン)のレディースバッグが支持される理由は、ひと目でわかる端正さと、使うほどに実感できる実用性が同居している点にあります。1961年にイヴ・サンローランとピエール・ベルジェが創設したメゾンは、絡み合う「YSL」モノグラムを象徴に、削ぎ落としたラインの中に官能と反骨を忍ばせてきました。このロゴはフランスのグラフィック・アーティスト、カサンドルによるデザインとして知られ、現在もハウスのアイコンとして受け継がれています。
代表格の「LOULOU(ルル)」は、シェブロン状のキルティングが生む柔らかな立体感と、スライド式のチェーンで肩掛け・斜め掛けに対応する汎用性が持ち味。ミニマルなフラップにロゴが映え、甘さに寄らないエレガンスを叶えます。「LE 5 A 7(ル サンカセット)」はホーボーシルエットにカサンドル金具を効かせた一品で、コンパクトながら内装ポケットを備え、肩に沿う自然な収まりが魅力です(公式ではフランス語表記の「LE 5 À 7」と記される場合もあります)。端正なトップハンドル派には「SAC DE JOUR(サック ド ジュール)」。アコーディオン状のサイドや仕切り構造、取り外し可能なストラップで、きちんと感と機能性を両立します。