PRADA(プラダ)は、ミラノ創業の皮革技術と前衛性を併せ持つブランドです。幾何学的なトライアングルロゴ、端正なミニマリズム、サフィアーノやリナイロンといった独自素材の活用により、実用品に知性と気品を与えてきました。なかでもレディースのショルダーバッグやポシェットは、軽快さとフォーマル感の均衡が美しい日常の相棒。小ぶりでも構築的で、装いを洗練させる力に定評があります。
象徴的なのが「Re‑Edition 2005 Re‑Nylon(リエディション 2005 リナイロン)」です。海洋由来プラスチック等を再生したRe‑Nylonにサフィアーノのトリムを組み合わせ、取り外せるポーチやチェーン/テープの二種ストラップで多彩な持ち方が可能。2000年代初頭のミニホーボーを現代的に再解釈した、軽やかで実用的な名作です。対して「Cleo(クレオ)」は、丸みを帯びた曲線とブラッシュドレザーの艶で、90年代アーカイブのエッセンスをモダンに昇華。2021年春夏の登場以降、端麗なシルエットがドレスにもデニムにも溶け込むと支持を集めています。
半月型の新定番「Arque(アーケ)」は、しなやかなカーブと着脱式ストラップが特徴。レザーやスエード、夏らしいウーブン素材などバリエーションが豊富で、表記は公式で“Arqué”と記されることもあります。キルティング状の水平ステッチが走る「DIAGRAMME(ダイアグラム)」は、チェーンストラップの端正さと相まって日常使いから特別な日まで幅広く活躍します。
メゾンのクラフツマンシップを語るなら「CAHIER(カイエ)」と「GALLERIA(ガレリア)」も外せません。前者は古書(カイエ)に着想を得たメタルコーナーの意匠がアイコニック。後者は堅牢なサフィアーノレザーを用いた端麗なフォルムで、トップハンドルに加えてショルダー使いも叶う実力派です。なお、各モデルにはクリスタル装飾やナパ、シアリング、リナイロン/レザーのミックスなど多彩なデザイン違いが存在します。同一モデル内のバリエーションとして選ぶとわかりやすいでしょう。