2023/06/16
梅雨の時期のヘアケア対策
今回は梅雨時期の髪の悩みとその対処法についてご紹介します。
髪が広がる一番の原因は髪のダメージによるものです。キューティクルがはがれている部分から、水分はどんどん浸入していきます。水分をため込んだ部分が膨張し、そこから髪がうねりを起こすのです。毛髪の1本1本が異なる形状になってしまうため、その結果髪全体が広がることになります。
梅雨になると湿度は一気に上がり、日によっては80~100%になることも。加えて梅雨入り前の5~6月は1年のうちで最も紫外線が強い時期でもあります。髪に紫外線があたることによってキューティクルは酸化しもろくなり、はがれやすい状態になっているのです。
梅雨時期の髪の広がりは、どのように対処すればよいのでしょうか。理想的な対処法は
ドライヤーを使って、髪の余分な水分を飛ばし、髪の中の水分量を適正な12~13%に維持することです。
一番手軽な方法はブラッシング。「それでいいの?」と思われるかもしれませんが
意外に効果があります。髪をとかすという行為は、水分を髪にまんべんなく広げる役割があるのです。ブラッシングは、髪の汚れを落としたり、頭皮の血行を良くしたり、頭皮の余分な皮脂を髪にまんべんなく行き渡らせたりとさまざまなメリットがあります。
この時期ドライヤーを使う場合は、温風ではなく冷風を使うと髪のダメージを防ぐことができます。スタイリングだけでなく、シャンプー後のブローの時にもお試しください。キューティクルが引き締まり、髪のツヤがアップしますよ。
髪のダメージを予防するには、やはりリンスやコンディショナー、トリートメントで毛髪の外側に皮膜を作ることが必要です。おすすめは、洗い流さないタイプのトリートメント。シャンプー後に軽くタオルドライして、毛先からつけます。なるべく頭皮につけないよう、気を付けてください。
髪をさまざまな外敵から守り、ツヤ髪をキープすれば、梅雨時期でも広がることはないでしょう。
日ごろからブラッシング、トリートメントなど、ヘアケアを怠ることなく、続けることが大切です。
【オールアバウトBeauty】
https://allabout.co.jp/gm/gc/5521/
All About
執筆者:All About 編集部
更新日:2022年06月01日
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