2020/01/20
《 ~ 関税について ~ 》
はじめに、関税とは?
簡単に説明いたしますと、
関税=輸入する時にかかる課せられる「税金」です。
これは、安い外国製品から国産品を守るためにあります。
(安い海外製品が日本に溢れると、国産品の製品が売れなくなるため)
課税料金が1万円以上の海外からのお買いものには、関税がかかる可能性があります。
(※※※スポーツシューズ以外の靴(革靴等)は商品代金関係なく課税対象です。※※※)
関税についてご理解頂くために
(総額20万円以下の場合)
海外から商品を輸入する場合、個人使用の品物または贈り物であっても、原則としてその商品に対して関税が課されることとなりますが、一般貨物または郵便小包を利用した場合で、課税価格の合計額が20万円以下の場合には、一般の関税率とは別に定められた簡易税率が適用されます。
しかし、次のものについては、「少額輸入貨物に対する簡易税率表」は適用されません。
一般税率が適用されるもの(例)
・旅行用具、ハンドバッグなどの革製品
・ニット製衣類
・履物
基本的に価格の合計額が16,666円以下の物品の輸入については、
その関税及び消費税が免税されます。
※ただし、セーターなどのニット類、Tシャツ、革製品等に関しては
「関税を免税しない物品」(対象外)として扱われるため商品価格が16,666円以下であっても課税されます。
個人輸入の関税 3つのポイント!
①個人輸入の課税対象は商品価格の60%
もっとも重要なポイントとして個人輸入の場合では、商品価格の60%が課税対象となります。そのため、2万円の商品であればその60%の1万2千円が課税対象となります。この課税対象金額に対して、購入した商品の品目に応じて定められた額の関税が発生します。
※個人輸入でも販売を目的とする場合は、通常の貿易と同じ扱いになりますので、商品価格の100%が課税対象となります。
②消費税
正確には、国税の 6.3%分が消費税。地方税の 1.7%分が地方消費税となっており、併せた 8%を「消費税等」と言います。
日本国内で購入したものだけに発生すると思いがちな消費税ですが、こちらも課税対象になると発生します。そのため、16,666円を超える個人輸入を行うと関税・通関手数料・消費税の対象となるのです。
③通関手数料200円
税関の課税対象になると荷物ひとつについて200円の通関手数料が発生します。これについてもしっかりと計算に入れておかないといけない金額です。課税対象にならなければ通関手数料は発生しません。
実行関税率表で関税率を調べましょう!
財務省貿易統計で実行関税率表を見ることができます。実行関税率表は年数回更新され、貿易(個人輸入も貿易です)にかかる関税率を定めています。関税は非常に細かく分類されています。
関税率の目安表示はこちらから↓ (外部サイト:税関のHPへ飛びます)
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1204_jr.htm
関税の負担に関しまして
申し訳ございませんが、BUYMAのルール上、【海外発送】の商品の関税は、基本的に購入者様(お客様)が負担する事になっています。
以下URLにも記載されていますので、ご覧ください。
http://qa.buyma.com/buy/3104.html
《実際の支払い方法の例》
・配送会社が立替て通関し、商品受取時に係員にお支払いする
・事前に税関から通知書が届いて支払い後に商品を受取る
・商品到着後に請求書が届き、振込その他でお支払いする
タイトル【バイマで海外発送の商品を何度も購入しているが、今まで関税が掛かったことがありません!】にも記載されています通り、「関税込」「関税負担」「関税はお返しします」等と記載されている商品以外のお取引については、関税がかかった場合、最終的に購入者が負担することとなります。