2015/10/07
ニューバランスのサイズ感と2種類のラスト(木型)
SL-1?SL-2?
ニューバランスにはベースとなる二種類のラスト(木型)が存在します。
SL-1:ニューバランスの最も基本となる木型で、やや細身の設計。すっきりしたシルエットとタイト目な履き心地。オンロードランモデルに比較的よく採用されている(ex-M996,M1500)。
SL-2:ややゆったり目の設計。シルエットはSL-1に比べると少し丸く、つま先付近が広め。オフロードランモデルによく採用されている(ex-M576,M1400)。
シルエットの違いは勿論のこと、履き心地やサイズ感も異なるのでラストによって快適なサイズが異なることがあります。こればかりは好みや個々人の足型による要素も大きいので一概には言えないのですが、私の場合はSL-1の場合、SL-2のハーフサイズアップを選ぶことが多いです。
代表的モデルとラスト
【M1400】
ラストはSL-2。1994年発売のフラッグシップモデル。丸っこいシルエットだが、576/574と比べるとややシャープ。
バイヤー着用サイズは26.5cm。26.5cmでどジャスト、27cmでやや余裕のある履き心地。
【M996】
ラストはSL-1。細身のシルエットで履き心地もややタイト。個人的には甲回りが特にタイトでよくフィットする印象。甲高・幅広の足型の方は上記を念頭に置かれたサイズ選びを。
バイヤー着用サイズは27cmでジャスト。
【M576】
ラストはSL-2。1988年発売のオフロードランモデル。丸っこいシルエットで履き心地もゆったり目。写真のクッショニングがENCAPのものの他、C-CAPを採用しているモデルも存在する。
バイヤー着用サイズは26.5cm。26.5cmでどジャスト、27cmでやや余裕のある履き心地。
尚、574は本モデルの廉価版。
【M1500】
ラストはSL-1。1989年発売のフラッグシップモデル。シャープ目でハイテク感のあるデザインと小さ目のNマークが特徴。
バイヤー着用サイズは27cm。主観ですが、アッパー形状の関係かM996よりもやや余裕のあるサイズ感。26.5cmで厚手の靴下を履くとややタイト目、27cmで僅かに余裕のある履き心地。
【M998】
ラストはSL-1。1993年に発売されたM996の実質的な後継モデルで、ミッドソールには衝撃吸収と反発弾性に優れたABZORBを採用。基本的にM996を踏襲したアッパーデザインながら、個人的には僅かにつま先部分がゆったり目な印象。
バイヤー着用サイズは26.5cm。26.5cmで横幅がややタイトながらもつま先はジャスト、27cmで横幅が快適でつま先に若干の余裕のある履き心地。
【M1300(CL)】
ラストはSL-2。1985年に発売されたオリジナルM1300の復刻廉価版。M576に比べると、やや甲部分が低いような印象。
バイヤー着用サイズは26.5cm。26.5cmでジャスト、27cmで余裕のある履き心地。
尚、5年ごとにオリジナルの完全復刻を目指して発売されているM1300JPのラストはSL-1です(2010年まで。2015年は未確認ですが、おそらくSL-1ではないかと...)ので、履き心地が異なります。
最後に...
シューズのサイズ選びには個人の足型や履き心地の好みなどが大きく影響します。甲高幅広、甲低幅狭、タイト目でジャストに履きたい方、大き目で余裕のある履き心地が好みの方、まさに千差万別です。
本記事はあくまで私が実際に所有・着用した主観に基づいてのものですので、あくまで参考程度に、最終的にはご自身にてご判断くださいませ。
*尚、バイヤーの革靴サイズは26cmもしくは25.5cmです。若干幅広の足型で、ご覧の通りニューバランスのシューズでは0.5-1.0cm程度のサイズアップとなっています。







