2017/04/10
Louis vuittonアトリエ見学から知る機能性の高さ、丈夫さの秘密
世界中を魅了する大人気のブランドLouis vuittonのアトリエ(工房)に招待されました。
予約制少人数のスタイルで、じっくり見ることができる工房見学に行ってきました!
こちらはパリ郊外の工房。外観からもただの建物ではない雰囲気が見受けられ、密やかな雰囲気・・・。
ここから世界中の人を魅了するブランド・Louis vuittonの製品が作られていると思うと、なんだかドキドキしてしまいますね。
入り口はこんな感じ。専属のムシュとマダムが、荷物を預かってくれます。
予約の時間になると、案内の方が工房に連れて行ってくれます。
こちらのお姉さんが、本日の案内人でした。ルイ・ヴィトンの歴史をじっくりと語ってくれます。
お召しになられているジャケットもとっても可愛いですね。こちらは販売は今はないらしいです。残念。
ブランドの歴史ですが、創設者のルイ・ヴィトンは1837年にパリで職人として見習い修行を始めました。その当時の主要な交通手段は馬車や船、汽車であり、それらの荷物は手荒く扱われていました。そのため旅行者は職人に依頼し、個々に持ち物を荷造りし、保護してもらっていたといいます。
その際に使われる木箱、トランクを顧客の要望に沿ってスペシャルオーダーで作る、それが彼の職人としてのはじまりでした。
これが、ルイ・ヴィトンの極めて特殊な原点です。
当時作られていた木箱。大切な持ち物を守るために必要不可欠な丈夫さが評判を呼び、ルイヴィトンの職人としての評価は程なくして、価値あるものに。
またこちらは、スペシャルオーダーで作られていた、トランクたち。オーダーメイドのため、オーダー主のイニシャルが彫られていますね。
製作のために使われていた道具たちです。
1900年代、旅行者はトランクにすべての必需品を入れて持ち運んでおり、それはしばしば泥棒の標的となりました。そこでトランク製造職人のルイ・ヴィトンは、錠前のシステムを採用。数年間の開発を経て、息子ジョルジュはこの画期的なシステムで特許権を取得。この錠前は現在も使用されています。ルイヴィトンはこのように、顧客の信頼を得る確かな技術で機能的な製品を作り出していきました。
サッカーボールカバーやラケットカバーもあります。面白いですね。
レザーの丈夫さの信頼も伺えます。
その後、ファッション性も兼ね備えた製品も次々と発表。こちらは歴代のバッグコレクションです。
じわじわとブランドしての地位や信頼を固めていったその後、1998年に、マーク・ジェイコブスによる初のウィメンズ・コレクションを発表し、モードの世界に進出。
また、この工房の敷地内には、vuitton家の別荘もあります。
こんな素敵な別荘で、くつろぎながら製品づくりのアイデアを練っていたのかもしれません。
今回のアトリエ見学で、louis vuittonのブランドの価値の高さを改めて実感しました。
Uchaのアカウントでは、そんな歴史もあり、確かな機能性も備え持つLouis vuittonの商品を多数扱っています。日本未入荷のものや新作、日本で完売のものも扱っていますので、是非ご覧になって見てください。
シャンゼリゼ通りの本店もすぐにいけるパリの中心地におります。気になったものがあればお問い合わせくださいね。